ウイルスベクターベースの遺伝子治療薬は、200,000 原子超を含むタンパク質成分および核酸成分で構成される高分子医薬品製剤です。ウォーターズの液体クロマトグラフィー(LC)に、光学検出(UV、MALS)および質量分析(MS)を組み合わせることで、これらの不均一な構造とその特性を、成分レベルおよびインタクトレベルの両方から正確に特性解析・定量することが可能となり、頑健なウイルスベクターソリューションを支援します。ウイルスベクターソリューションのワークフローにおけるルーチン測定として、ウイルス力価、凝集体/不純物分析、ウイルスタンパク質比、ペプチドマッピングおよび修飾分析、封入効率、ゲノムの完全性などが含まれます。
Webinar:電荷検出質量分析(CDMS)によるイノベーションと産業の橋渡し
インタクト質量分析、配列確認、プロセスモニタリングなどのアプリを搭載した、バイオ医薬品およびウイルスベクターソリューションの分析のための waters_connect を使用することで、サンプル分析から意志決定への過程を加速できます。
Empower クロマトグラフィーデータシステム(CDS)をラボに装備することで、取り込み、解析、レポート作成を含む、ウイルスベクター分析のための高度なラボデータ管理が行えるようになります。
装置コントロール、データ取り込み、分析およびレポート作成がすべて、ウイルスベクター分析モジュールとともに ASTRA ソフトウェアにより提供されます。ウォーターズは、AAV 定量用に特別に構築された、すべての製品および血清型用に簡単にカスタマイズできる、プラットフォーム SEC-MALS メソッドを提供しています。
分析時間を短縮し、サンプル消費量を低減する、ウォーターズの高効率 GTxResolve Premier SEC カラムを利用することで、凝集体およびサイズバリアントの分析など、複数の特性の測定が可能になります。
非多孔性高性能固定相を使用するウォーターズの AEX クロマトグラフィー(例:Protein-Pak Hi Res Q)と空/完全比測定用の QC に適した手法用に最適化した塩グラジエントを組み合わせることによる回収率の向上。
最適な LC 性能および MS 性能のために DFA イオン対形成を用いる MaxPeak Premier BEH C4 カラムにより、ウイルスタンパク質の相対存在量を特定および測定することができます。
ウイルスベクター、キャプシドタンパク質、核酸のバッチ間再現性が高まるように設計されたアミド固定相。最適化した HILIC 分離を使用して、酸化バリアントおよびリン酸化バリアントを、対応する非修飾分子から容易に分離することができます。
このアプリケーションにおける高分離を実現するペプチドマッピングと Waters CSH™ カラムを使用することで、ウイルスタンパク質の配列、翻訳後修飾(PTM)、分解を確認することができます。
Waters グローバルサービスを使用してラボの生産性と成功を最適化することで、最高のシステム性能を維持し、ダウンタイムを最小限に抑え、アプリケーションの課題に対処して、厳格なコンプライアンス要件に対応することができます。
Waters Capital の支払いオプションを使用することで、リソースを最大化し、リスクを最小化することができます。これには、陳腐化した装置のアップグレード、カスタマイズされたサポートの利用、サービスを月 1 回の支払いにまとめるなどが含まれます。
a)4、22、35、50 ℃ で 30 分間のインキュベーションで処理した 100% 空のキャプシドおよび完全なキャプシドの、質量範囲 2.5 ~ 6 MDa を拡大した AAV8 の重ね描き質量スペクトル。b)4、22、35、50 ℃ で 30 分間のインキュベーションで処理した 100% 空のキャプシドおよび完全なキャプシドの、質量範囲 2.5 ~ 6 MDa を拡大した AAV8 のチャージスペクトル。
最後のリニアグラジエントでの溶出(34 ~ 48 分)およびストリップ(48 分超)の間に RT-MALS で測定された完全(青色)および空(赤色)の力価。バッファーの塩濃度は黒色の破線で表しています。
ステンレススチール製ハードウェア(4.6 × 150 mm、5 µm 粒子、赤線)と MaxPeak HPS ハードウェア(XBridge Premier GTx BEH SEC 450 Å 2.5 µm 4.6 × 150 mm カラム、黒線)を使用して得られた AAV2 のクロマトグラムの拡大図。標準的な塩濃度のバッファー(10 mM リン酸、pH 7.4 + 200 mM KCl)を含む移動相を使用して、分離を実行しました。
VP タンパク質の相対定量は、(A)UV および(B)蛍光(FLR)を含む光学的検出によって測定されました。ピーク注釈は、検出されたコンポーネントと計算された相対存在量を示します。FLR 検出では、VP3 のシグナル/ノイズ比は、10 倍量注入した際の UV 検出のほぼ 5 倍であり、感度が約 50 倍向上していることを示唆します