SQD2ファミリーのユニバーサルイオンソースアーキテクチャによって、数多くのイオン化法を活用することが可能です。 これにより、実験の選択肢が無限に広がります。 すべてのイオン源オプションは直ちに交換することができ、数分以内に使用が可能なよう設計されています。

OpenLynx™ Open Accessアプリケーションマネージャは、装置分析の経験レベルが異なる化学者がいる研究室でのLC/MS操作に段階的なアクセス容易性をもたらします。 また、OpenLynxはカスタマイズ可能なバッチ処理によって、高スループットの分析から生成される大量のデータもサポートできます。

装置の操作を加速化させるため、OpenLynxがサンプルの設定、メソッドの選択、必要に合わせたレポートのオプション機能などをリードしてくれます。 科学者が独自のサンプルを設定する場合でも、こうしたルーチン分析をより効率的に実行できるので、装置管理者はさらに高度な分析に専念できます。

FractionLynx™ アプリケーションマネージャは、サンプルの分取精製プロセスを管理、自動化します。 FractionLynxは、分取システム全体を確実な分取操作を実行するだけでなく、ブラウザー画面からサンプルとそのフラクション、および関連するデータのすべてを追跡できます。

MS、UV、ELSDを含む豊富なタイプの検出だけでなく、さまざまなフラクションのトリガーや分取の選択肢を活用して、研究室のニーズに応じた分取精製システムを構築することができます。

また、FractionLynxはOpenLynx Open Accessとの互換性もあり、シンプルな段階的分取精製ソリューションを提供することもできます。

準備 –IntelliStart™およびQuanpedia™はシステムのセットアップ、システムチェック、作成されたメソッドに問題が無いかの自動確認を迅速に行います。加えて、MRMのスケジューリングを自動作成し、システムのパフォーマンスを最大化します。 

分析 – 分析中、QCMonitorがリアルタイムで能動的にデータを監視し、ユーザーが指定した許容範囲を超えた場合はあらかじめ指定したアクションを取ります。 

解析 – TargetLynxは、定量計算結果をわかりやすく視覚的に表示し、自動的に定量計算とレポーティングを行うことでエラーの可能性を低減します。 

決定 –TrendPlotが、複数の日、週、月にわたる結果の視覚化を可能にし、データの傾向や長期的なシステムパフォーマンスに関する貴重な情報を提供します。