Pipette+ スタンド

Pipette+ スタンド

コネクティビティでスマートに進化する電子ピペット

コネクティビティでスマートに進化する電子ピペット

Pipette+ スタンド は、ラボワークフローの迅速化、高精度化、およびトレーサビリティーの確保を目的に設計された、完全接続型の電子ピペットシステムです。Bluetooth 対応のシングル/マルチチャンネル電子ピペットと、オンボードコンピューターを搭載したスマート充電スタンドで構成されOneLab ソフトウェアによって一括制御されます。これらがシームレスに連携することで、吸引・分注容量、ミキシング、チップイジェクションにいたるすべてのパラメーターを、各工程の最適なタイミングで自動制御します。手動での調整は一切不要です。

従来の手動操作に比べてピペッティング時間を最大 90% 短縮。ヒューマンエラーを排除し、人間工学を向上させるとともに、すべてのステップで実験の完全なトレーサビリティーを自動的に記録します。

Andrew Pipette+ Software Guidance and Pipette Control Pipette+ スタンド

仕様

電源

汎用壁コンセントを用いた壁/デスクトップ用電源、入力:100 ~ 240 VAC 電圧:約 50/60 Hz、出力:12 VDC、4 A

ピペット充電電圧

7.5 VDC、500 mA

重量

1.7 kg

寸法

395 × 314 × 170 mm (W × H × D)

動作温度

+15 ~ +40 ℃

空気湿度

最大 80%

LAN

10/100 Mbits/秒

WiFi

802.11 ac/a/b/g/n

Bluetooth

BTLE バージョン 4.2

USB 充電

USB-A コネクター

5 VDC、1 A

音声

モノラル音声用スピーカー 2 個、公称出力 1 W

内蔵 PC

Freescale i.MX 7(ARM 付き)

保証

1 年

浸入防止

IP40

認定

CE、FCC、RoHS II、REACH、WEEE

クリーニング

70% エタノール、60% イソプロパノール、中性洗剤などの消毒液または除染液

サポートされているピペットモデル

ウォーターズの電子ピペット

識別

スタンド背面にある固有のシリアル番号

概要

  • 従来の手動ピペッティングを最大 90% 高速化
  • 再現性のあるピペッティング — パラメーターの自動設定により、オペレーター間のばらつきを排除
  • 完全な実験のトレーサビリティー — すべてのピペッティング操作を自動でログ記録。手書きの記録作業は一切不要
  • ヒューマンエラーを排除 — OneLab ソフトウェアが、分注容量の計算ミス、ミキシング工程のスキップ、チップの排出忘れを防止
  • 人間工学の向上 — ピペット本体のボタン操作が不要。手袋の着用時やバイオセーフティキャビネット内での作業効率が大幅に向上
  • 自動リキッドハンドリング — シェーカーやヒーター/クーラーなどの連携デバイスを、単一のインターフェースから一括制御
  • 確かなデータインテグリティ — シームレスな自動記録により、GLP/GMP 準拠のワークフローを強力にサポート

推奨用途:ゲノミクス、プロテオミクス、創薬、臨床研究のワークフローにおいて、ベンチワークの負担軽減、生産性の最大化、確実なデータインテグリティ、そして完全なトレーサビリティーの確保を求めるラボに最適。


コンピューター内蔵スマート充電スタンド

Pipette+ 充電スタンドは、プロセッサー内蔵の制御ハブとして機能し、Wi-Fi またはネットワーク経由で OneLab ソフトウェアと連携して Waters 電子ピペットの設定を制御します。専用の外部 PC は不要。同一ネットワーク内のブラウザー対応デバイスから、OneLab ソフトウェア上でプロトコルの設定および進捗確認が可能です。


ピペット自動識別および Bluetooth ペアリング機能

シングルおよびマルチチャンネル電子ピペットは、スタンドのスロットにセットするだけで自動的に認識されます。充電、モニタリング、Bluetooth ペアリング、デバイス登録はすべてバックグラウンドで自動的に行われるため、ユーザーの手を煩わせません。このシームレスな連携こそが、Pipette+ が誇る「ゼロエフォート」なトレーサビリティーの基盤です。使用したピペット、実行したプロトコル、分注された液量にいたるまで、一切の手動入力をすることなく、すべてのデータが自動的に記録されます。


ガイドに沿ったステップバイステップのプロトコル実行

研究者は OneLab ソフトウェアを用いて、直感的なグラフィック表示でプロトコルを作成できます。実験の実行時には、吸引・分注量、ミキシングサイクル、チップ排出などの正しいパラメーターが、各工程の最適なタイミングで各ピペットに自動転送されます。これにより、手動ピペッティングで発生しがちな一般的なエラーを根本から排除。多数の試薬を使用する複雑なプロトコルや、バイオセーフティキャビネット内などの限られたスペースでの作業において、その真価を発揮します。


接続型リキッドハンドリングエコシステム

Pipette+ は、シェーカーやヒーター/クーラー、その他のリキッドハンドリング装置など、OneLab ソフトウェアに対応した各種周辺機器との統合が可能。単一のソフトウェアインターフェースから、シームレスに連携した完全トレーサブルな実験ワークフローを構築できます。


アプリケーション

  • PCR および RT-qPCR のプレートセットアップ:マスターミックス調製やサンプル分注におけるヒューマンエラーを排除
  • オリゴヌクレオチドサンプルの前処理:医薬品のワークフローにおける前処理・ピペッティング工程を確実にガイド

  • 標準検量線の作成: いつでも高い再現性と完全なトレーサビリティーを確保
  • モノクローナル抗体のペプチドマッピング:タンパク質サンプルの濃度ノーマライゼーションを含む複雑なマルチステップ前処理を実行ごとに最適化。オペレーターの熟練度に起因するシーケンスカバレッジのばらつきを排除します

  • 創薬:一連のスクリーニングにおいて、高い再現性で化合物をハンドリング
  • ELISA:捗をトラッキングしながら、複数ステップに及ぶ試薬添加を確実にガイド
  • 細菌エンドトキシン検査:標準試料の連続希釈から、PPC スパイク、サンプル希釈、試薬添加にいたるまで確実にガイド。コンタミネーションフリーで再現性の高い実験環境を提供します

  • 自動化システム向け試薬調製:後続のロボットワークフローへシームレスに供給する、文書化された再現性の高い前処理
  • 連続希釈:分注容量の自動計算により、計算エラーを完全に排除
  • 濃度ノーマライゼーション:ソフトウェアがサンプルごとの必要容量を自動算出
  • サンプルの再フォーマット:チューブ、バイアル、プレート間でのサンプル転送を、完全なトレーサビリティーとともに実現

リソース

ドキュメント

ドキュメント


よくある質問

よくある質問

Pipette+ スタンドの主なメリットは?

Pipette+ スタンドの主なメリットは?
  • トレーサビリティー:Pipette+ が各ピペットの固有情報を管理し、OneLab ソフトウェア上で実行されたすべてのピペッティング工程を確実にログ記録します
  • 再現性:容量やモードなどのパラメーターを自動設定。作業者間のばらつきやヒューマンエラーを排除し、常に安定した実験結果をもたらします
  • 生産性:反復的なピペット操作にかかる時間を劇的に短縮。濃度ノーマライゼーションなどの特定のワークフローでは、作業時間を最大 90% 削減できます。
  • 人間工学/使いやすさ:電子ピペットに対応。実験の進行に合わせてパラメーターが自動更新されるため、実行中に手動で設定を変更する手間がありません

Pipette+ スタンドに最適なラボシナリオは?

Pipette+ スタンドに最適なラボシナリオは?

現在のワークフローから将来的に目指す自動化までを見据えて設計されています

  1. より高い再現性とトレーサビリティーが求められるベンチでのピペッティング作業に最適
    手動でのパラメーター設定から一歩進み、OneLab ソフトウェアが実行をガイドし、Pipette+ がピペットパラメーターをステップごとに設定します
  2. 自動化を前提として試薬調製を行っているものの、実際の調製作業は依然として手動で行われているケースにも対応
    Pipette+ は、一貫性があり記録可能な調製ステップをサポートし、上流工程におけるばらつきやヒューマンエラーを低減します。
  3. さらに、ベンチでアッセイを開発しながら自動化への移行を目指す場合にも最適
    OneLab のメソッド駆動型アプローチにより、Pipette+ は手動操作と自動化ワークフローをつなぐ架け橋として機能します

Pipette+ スタンドのトレーサビリティー、コンプライアンス、システム統合におけるメリットとは?

Pipette+ スタンドのトレーサビリティー、コンプライアンス、システム統合におけるメリットとは?

Pipette+ は、リキッドハンドリングの枠を超えたトレーサビリティーを必要とするラボ向けに設計されています。OneLab ソフトウェアが実験内容をログとして記録し、接続されたピペットを継続的に追跡します。さらに、統合モジュールを活用することで、サンプル前処理からデータ受け渡しまでのワークフローが効率化されます。これにより手動転記が削減され、監査に対応可能なドキュメント作成が強化されます。

コンプライアンス上のメリット

  • デジタルプロトコルにより紙ベースの SOP が置き換えられ、OneLab ソフトウェアによって監査可能な電子記録が提供されます。
  • 規制環境向けに設計:OneLab ソフトウェアは GxP 要件に対応したリアルタイムトラッキングおよび自動ドキュメント生成により、トレーサビリティー、コンプライアンス、データインテグリティを確保します。
  • 手動転記の削減 → コンプライアンスリスク低減:OneLab と Empower の連携により手動転記が不要となり、エラーが最小化されることで、トレーサビリティーとコンプライアンスが向上します。
  • ユーザーレベルのピペット使用責任:OneLab ソフトウェアおよび Pipette+ により、「誰がピペットを使用したか」を含むピペット管理、および実験に紐づいた使用履歴の追跡がサポートされます。

統合のメリット(Empower、MassLynx、waters_connect ソフトウェア)

  • OneLab ソフトウェア + Empower(CDS)ソフトウェア
    • OneLab ソフトウェアのプロトコルを Empower と連携させることで、サンプル前処理からクロマトグラフィーまでのシームレスなワークフローを実現します。
    • サンプル情報の転送を自動化することで、手動入力によるエラーを最小限に抑えます。
    • コンプライアンスのサポート:GxP、21 CFR Part 11、および監査対応可能な記録管理に対応します。· 
  • OneLab ソフトウェア + MassLynx(LC-MS)ソフトウェア
    • MassLynx を介して .CSV 形式のサンプルリストを送信し、LC-MS の実行をトリガーします。サンプルリストは OneLab ソフトウェアのテンプレートに基づいて適応・生成されます。
  • OneLab ソフトウェア + waters_connect ソフトウェア
    • お客様の waters_connect メソッドおよび装置を用いた LC/MS 分析を可能にします。分析結果は直接エクスポートされ、後続のデータ解析ワークフローに連携できます。

Pipette+ スタンドに最適なアプリケーションは?

Pipette+ スタンドに最適なアプリケーションは?

Pipette+ が通常使用されるアプリケーションの例:

  • 濃度のノーマライゼーション
  • 連続希釈
  • 標準検量線の作成
  • ELISA
  • PCR の調製
  • 自動化システム向けの試薬調製

Pipette+ スタンドに最適なアプリケーションは?

Pipette+ スタンドに最適なアプリケーションは?

Pipette+ は、12 チャンネル、8 チャンネル、およびシングルチャンネルの Waters 電子ピペットと互換性があります。

関連情報

OneLab ソフトウェアは、安全なクラウドベースのプラットフォームとして、ラボ実験の設計、実行、トラッキングを可能にし、プロトコルの自動化、トレーサビリティ、コラボレーションを実現します。

OneLab ソフトウェアで制御される Andrew+ ピペッティングシステムにより、手動ピペッティングを、エラーを最小限に抑えた完全自動化のリキッドハンドリングシステムへと変革します。

ラボオートメーションは、LC および LC-MS ワークフローの合理化に不可欠な要素です。ウォーターズは、ワークフローの効率を改善し、ラボの生産性を向上させるソリューションを提供します。
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