ロボットによるラボウェアハンドリング向けマイクロプレート & カラムグリッパー
ラボウェア移動の最適化により、迅速かつ柔軟なリキッドハンドリングワークフローを実現
ウォーターズのコネクテッドグリッパーにより、Andrew+ の機能をさらに拡張できます。Bluetooth でペアリングされたグリッパーは、Andrew+ のツールスタンドに設置され、プロトコル実行中に自動で取り出され、使用後は元の位置に戻されます。
ワークフロー中、Andrew+ はピペットとグリッパーをシームレスに切り替えながら、ワークスペース内でラボウェアを自動移送するため、手動操作は不要です。これにより、SPE、プレートリフォーマット、プラスミド DNA 精製などの複雑なマルチステッププロトコルも、完全自動で実行できます。
- マイクロプレートグリッパー — ドミノ位置、コネクテッドデバイス、Automation Portal+ 間で、ANSI/SLAS 規格のマイクロプレートを移送させます。
- カラムグリッパー — Macherey-Nagel NucleoBond® Xtra Midi フィルターカラム専用に設計されており、プラスミド DNA 精製ワークフローの自動化を実現します。
いずれのグリッパーも Andrew+ により自動認識されるため、OneLab で追加のプログラミングを行う必要はありません。ラボウェアの移送はプロトコルの一部として自動的に組み込まれます。
仕様
概要
- Andrew+ システム用コネクテッドツールでラボ自動化の可能性を拡大
- OneLab ソフトウェアとのシームレスな連携による直感的なプロトコル設計・運用
- Andrew+ システムによる自動認識・ペアリングでセットアップを簡素化
- カラムグリッパーにより、Macherey-Nagel NucleoBond Xtra Midi キットを用いたプラスミド DNA 精製ワークフローを完全自動化
- ANSI/SLAS 規格マイクロプレートの自動移動により、LC/LC-MS ウォークアップワークフローを効率化
推奨用途:柔軟なリキッドハンドリングワークフローにおけるラボウェアのシームレスな自動移送により、作業効率と生産性を向上。
アプリケーション
- PCR クリーンアップ:磁気分離(Magnet+)位置位置と溶出位置の間での 96 ウェルプレートの移動
- NGS ライブラリー調製:アダプター結合およびサイズ選択工程において、磁気ビーズ分離位置と振とう位置の間でプレートを移動
- プレートフォーマットでの核酸抽出:マルチステップのスピンカラムまたはビーズベース精製(例:NucleoSpin)におけるプレートの自動移送
- RNA 精製:全 RNA またはウイルス RNA の単離において、結合・洗浄・溶出の各ステップ間でのプレート交換
- 自動化 NucleoBond® Xtra Midiprep:トランスフェクショングレードのプラスミド DNA 精製において、フィルターカラムを平衡化、ロード、洗浄、溶出の各位置間で自動移送
- エンドトキシンフリープラスミド精製:遺伝子治療用ベクター製造および mRNA 製造向けの NucleoBond® Xtra Midi EF ワークフローにおけるカラムハンドリング
- SP3 ビーズベースのタンパク質クリーンアップ:固相強化サンプル前処理において、Magnet+ 位置とピペッティング位置の間でプレートを移動
- S トラップトリプシン消化:96 ウェルプレートを消化・洗浄・溶出各工程間で移送
- ペプチド SPE クリーンアップ:Extraction+ を用いた消化後の脱塩および濃縮工程におけるプレート自動交換
- 除タンパク(Sirocco):ハイスループット DMPK クリアランスアッセイおよび薬物動態試験におけるクラッシュプレートおよびコレクションプレートの搬送
- ペプチドマッピング:変性・還元・アルキル化・消化の各工程間でのプレート移送
- バイオ医薬品開発向けプラスミドバックボーン製造:細胞株開発や一過性トランスフェクションに用いる発現ベクターのミディプレップ精製工程におけるカラムハンドリング
- プレートの再フォーマット:チェリーピッキングまたはフォーマット変換のためのドミノ位置間でのマイクロプレート移動
- LC-MS へのサンプル移送:ACQUITY システムまたは Alliance システムへの自動注入のために、プレートをAutomation Portal+へ移送
- ルーチンのミディプレップワークフロー:日常的なプラスミド精製における手動カラム操作を置き換え、最大6サンプルのバッチあたり約 5 分までハンズオン時間を短縮
FAQ
マイクロプレートおよびカラムグリッパーとは何ですか?
Andrew+ ツールスタンドに取り付ける Bluetooth 接続ツールです。プロトコル実行時、Andrew+ はグリッパーを装着し、ドミノ位置のいずれかからラボウェアをピックアップして別のドミノ位置へ移送し、その後ピペッティング工程へ復帰します。これらの操作はすべて、OneLab プロトコルの一部として自動的に実行されます。
2 つのグリッパーの違いは何ですか?
- マイクロプレートグリッパー — ANSI/SLAS 標準マイクロプレートを、ドミノ、コネクテッドデバイス、Automation Portal+ 間で移送します。主な使用例:Extraction+ を用いた SPE ワークフロー、プレートリフォーマット、LC-MS ウォークアップ自動化。
- カラムグリッパー — Macherey-Nagel NucleoBond® Xtra Midi フィルターカラム専用に設計されており、プラスミド DNA 精製ワークフローの完全自動化を実現します。
すべての Andrew+ ワークフローでグリッパーは必要ですか?
- いいえ。グリッパーは、ラボウェアをドミノ位置間で物理的に移動させる必要があるワークフローにのみ必要です。ピペッティングのみのワークフローではグリッパーは不要です。
OneLab でグリッパーの移動をプログラムする必要はありますか?
- いいえ。OneLab は、プロトコルで必要な場合にラボウェア移動ステップを自動的に生成します。グリッパーをツールスタンドに設置するだけで、Andrew+ が自動的に認識し、ペアリングします。
Andrew+ は、プロトコルの実行中にグリッパーとピペットを切り替えることができますか?
- はい、できます。Andrew+ はグリッパーをツールスタンドに格納し、プロトコル実行中にグリッパーとピペットを自動で切り替えます。そのため、手動でツールを交換する必要はありません。
Extraction+ の運用において、マイクロプレートグリッパーが不可欠なのはなぜですか?
- グリッパーがコレクションプレートやラックをバキュームマニホールドの内外へ自動で搬送するためです。これにより、ユーザーが手作業で介入することなく、コンディショニング、ロード、洗浄、溶出、そしてコレクションプレートの交換を完全に自動化できます。
主要な技術仕様は?
- バッテリー:再充電可能なリチウムポリマー(充電時間約 1 時間)
- 接続:Bluetooth BTLE 4.2
- 重量:マイクロプレートグリッパー 323 g、カラムグリッパー 318 g
- 寸法:マイクロプレートグリッパー 95 × 218 × 37 mm、カラムグリッパー 85 × 229 × 37 mm
- 保護:IP40
- 認証:CE、FCC、RoHS II、REACH、WEEE、UKCA
- 保証:1 年間
- 洗浄:70% エタノール、60% イソプロパノール、または中性洗剤
パーツ番号は?
- マイクロプレートグリッパー:186009776
- カラムグリッパー:186010179