Heater-Shaker+
自動・手動ワークフロー向けのプログラム可能な加熱・振とう
Andrew+ によるウォークアウェイ自動化でも、OneLab ソフトウェアのガイドのもとで手動実行する場合でも、プレートやチューブの再現性の高い混合と温度制御を実現します。
- 1 台のコンパクトなデバイスで加熱・振とうを実現:周囲温度から 99 ℃ までの加熱、200 ~ 2,500 rpm での振とうに対応し、要求の厳しいワークフローにも対応します。
- 自動化向け設計、手動操作にも対応:ロボットワークフロー向けに設計されており、OneLab ソフトウェアのガイダンスのもとでの手動実行にも対応します。
- 接続による制御とトレーサビリティー:Wi‑Fi/Ethernet を介して OneLab ソフトウェアに接続し、リモート制御およびワークフローのトラッキングを可能にします。
- 交換可能アダプターによる柔軟なラボウェア対応:ラボウェアやワークフローの変化に応じて、プレートアダプターを交換できます。
仕様
概要
- Wi-Fi または Ethernet 接続を介した OneLab ソフトウェアによるリモート制御およびトラッキング機能
- 高効率な 2 次元振とう軸による平面オービタル運動に基づく、サンプルの迅速かつ穏やかな混合性能
- チューブおよびプレートに対応する、200 ~ 2,500 rpm の可変混合速度制御
- 大面積ヒーターおよびデジタルセンサーによる、周囲温度から 99 ℃ までの迅速かつ均一な加熱性能(1.0 ℃ 単位での温度設定)
- 頻繁なプレート交換プロセスにおいても安全性と高速性を確保する、迅速かつ再現性の高いマイクロプレート位置決め性能
- ロック機構付きゼロポジション制御による、ローディング・取り外し・ピペッティング精度の向上
推奨用途:要求の厳しいラボアプリケーション全般に対応する、プログラム可能な高速混合・精密温度制御。
交換可能なアダプターによる柔軟なラボウェア対応
ワークフローが変化しても、デバイスに制約されるべきではありません。Heater-Shaker+ は交換可能な専用アダプターにより、幅広いラボウェアに対応します。PCR プレート、ディープウェルプレート、平底プレート、クライオバイアル、ボトルなど、現在のニーズに応じてアダプターを交換でき、SOP の進化に合わせてデバイスを買い替えることなく柔軟に対応できます。
自動化向け設計であり、手動操作にも対応
Heater-Shaker+ は、プレートおよびチューブに対して安定した加熱・振とうを提供し、手動および自動ワークフローの両方に対応します。手動モードでは、OneLab ソフトウェアがラボウェアのロードをガイドし、デバイスがプレヒート、クランプ、振とうを自動的に実行します。Pipette+ との連携により、ピペッティング指示がリアルタイムで送信され、トレーサブルなベンチワークフローを実現します。単一インターフェースからインキュベーションとミキシングを制御し、手作業ステップを最小限に抑えます。完全自動化では、Heater‑Shaker+ が Andrew+ ピペッティングシステムと統合され、プロトコルを一度設計するだけで後から自動実行が可能になります。これにより、一貫性のあるデジタル記録付きプロセスを実現します。
アプリケーション
- プレートベースのイムノアッセイ(ELISA):マイクロプレート全体における一貫した抗体-抗原反応および洗浄工程に必要な、均一な温度制御と穏やかなオービタル振とうの実現。
- エンドトキシン検査:厳密な温度制御(通常 37 ℃)および正確なインキュベーション時間を必要とする LAL ベースアッセイへの最適な対応。
- 酵素反応:酵素反応の最適な進行を支える温度環境の維持と、基質および酵素の均一な混合の実現。
- サンプルの再懸濁および均一化:高速 2 次元平面振とう軸により、凝集しやすいペレット、細胞、磁気ビーズの効率的な再懸濁を実現。
- 誘導体化:LC-MS 分析用の糖鎖やアミノ酸タグ付けなど、高温条件を必要とする化学的標識反応の進行を支援。
- 連続希釈:マルチウェルプレートおよびチューブフォーマットにおける希釈ステップ間の均一混合を実現し、オペレーター間差の低減に寄与。
- 細菌・細胞培養:穏やかな振とうとインキュベーションを必要とするディープウェルプレートおよびチューブにおける小規模細胞培養プロセスへの対応。
リソース
サポート
よくある質問
Heater-Shaker+ の主な利点は?
- トレーサビリティー — 速度、温度、時間が適用時点で自動的に記録され、ユーザー操作は不要。OneLab ソフトウェアによる記録は、常に監査対応可能な状態を維持。
- 再現性 — 周囲温度から 99 ℃ までを 1 ℃ 単位で加熱可能であり、200 ~ 2,500 RPM の振とうを同一インターフェースからプログラム可能。2 次元平面オービタル運動により、実行ごとに均一で安定した混合を実現。
- 生産性 — ブラウザーから直接プログラムを起動できるため、ベンチへの移動や設定調整が不要。大面積ヒーターにより迅速な温度到達を実現。Pipette+ スタンドまたは Andrew+ システムと連携し、加熱・混合をプロトコルステップとして自動実行。
- 自動化対応 — ロボット対応設計。エッジロック機構(ELM)および 0.1 mm のゼロ位置決めにより、ピペッティングの高精度ターゲティングを実現。手動設計のプロトコルをそのまま Andrew+ が実行可能。
Heater-Shaker+ に最適なラボのシナリオとは?
- コンプライアンス主導のワークフロー — 記録されていない従来型ヒーターシェーカーを置き換え、すべての加熱サイクルおよび混合操作に関する完全な電子記録を QA および監査担当者に提供。
- 温度依存アッセイ — タンパク質消化、酵素反応、細胞溶解、変性など、サンプルを攪拌しながら温度を安定維持する必要のあるアプリケーションに対応し、最大 99 ℃ までの精密制御を実現。
- 手動から自動への移行 — 手動でメソッドを開発・検証した後、同一プロトコルをそのまま Andrew+ システムへシームレスに移行可能。再設計や再構築は不要。
トレーサビリティー、コンプライアンス、統合のメリットは?
速度、温度、時間、タイムスタンプ、ラボウェア ID はすべてプロトコルログに自動的に記録され、手動ログブックの管理は不要。生成された電子記録は、GxP、GLP/GMP、および 21 CFR Part 11 の要件に準拠し、ピペッティング(Pipette+ スタンド/Andrew+ システム)およびその他のコネクテッドデバイス(Shaker+、Peltier+、Magnet+、Extraction+)のログとともに一元的に管理されます。
Heater-Shaker+ に最適なアプリケーションは?
温度、混合、データ記録が結果に影響する以下のワークフロー全般:
タンパク質の抽出および消化(例:37 ℃ におけるトリプシン消化)
細胞の溶解および再懸濁
核酸の抽出、変性およびクリーンアップ
ELISA およびプレートベースのイムノアッセイ
エンドトキシン検査(LAL アッセイ)
酵素反応およびインキュベーション
温度制御下での連続希釈
アミノ酸の分析
一般的なバイオアナリシスおよび QC サンプル調製
さらに、ゲノミクス、プロテオミクス、創薬、臨床研究など幅広い分野で活用。
Heater-Shaker+ 対応ラボウェアは?
交換可能なアダプターにより、HP、LP、ディープウェル、平底、ソリッドベースプレート、クライオバイアルおよび ø36.5 mm ボトルに対応。対応ラボウェアは OneLab ドミノカタログで管理され、継続的に拡張されています。
Heater-Shaker+ は Andrew+ システムなしで使用できますか?
はい。本デバイスは単体で Wi-Fi または Ethernet を介して OneLab ソフトウェアと接続でき、ロボットの有無にかかわらず同一のリモート制御およびトレーサビリティーを実現します。
Heater-Shaker+ とShaker+ の違いは?
Heater-Shaker+ — 加熱(周囲温度 ~ 99 ℃)および最大 2,500 rpm の振とうに対応し、アダプターはプレート、クライオバイアル、ボトルに対応。Shaker+ — 振とう専用モデルで、マイクロプレートで最大 3,000 rpm、チューブで最大 2,000 rpm に対応。専用チューブモデルを提供。
温度制御がメソッドに含まれる場合(例:37 ℃ での振とう消化)には Heater-Shaker+ が適しています。室温での混合のみが必要な場合には Shaker+ が適しています。
Heater-Shaker+ はネットワークにどのように接続しますか?
デュアルバンド Wi-Fi(2.4/5 GHz)または Gigabit Ethernet に対応。ネットワークに接続すると、同一ネットワーク上の任意のブラウザーからセットアップ、モニタリング、ログレビューを実施可能であり、各デバイスへのインストールは不要です。