HPLC システム用 2432 電気伝導度検出器
困難な分離において卓越した感度と安定性を発揮
シングルカラムを用いるサプレッサーベースのイオンクロマトグラフィーでは、卓越した感度と安定性が必要です。2432 電気伝導度検出器は、非抑制イオンクロマトグラフィーメソッドにおいて、高感度の安定したパフォーマンスを発揮します。
2432 電気伝導度検出器のセル設計により、明確に観測されるボイドボリュームの乱れが減小し、ピーク定量の信頼性が向上します。検出器の絶対データおよびオートゼロデータを収集する機能とフローセルの精密な温度制御の組み合わせにより、ベースラインドリフトが解消し、分析者は他の作業を行えます。
仕様
| 測定範囲 | 0 ~ 10,000 µS/cm、範囲切り替えなし | 
| ドリフト | < 0.5%/時 | 
| ノイズ | ≤ 0.005 µS/cm | 
| 温度制御 | 20 ~ 50 ℃(5 ℃ 毎設定可能)およびオフ | 
| 温度安定性 | ±0.1 ℃ | 
| サンプリングレート | 10 ポイント/秒 | 
| 電極 | ステンレススチール製リング状電極 | 
| セル容量 | 0.8 µL | 
| 圧力限界 | 725 psi | 
| 接液面の材質 | 化学的に不活性な PCTFE およびステンレススチール | 
概要
- 温度制御されたフローセルにより高感度と卓越した安定性を達成
- 内径の小さいカラムのアプリケーションに対応して流路の容量を低減
- 自己診断およびユーザー診断によって稼働時間が増加
- ユーザーが調整できるセル定数によって、精密な電気伝導度基礎範囲が確保
推奨用途:高い安定性と感度が必要なシングルカラムイオンクロマトグラフィー。
機能ヘッダー
信頼できる定量を達成し、安定性を維持
2432 電気伝導度検出器は、シングルカラムまたはサプレッサーベースのイオンクロマトグラフィー向けの卓越した感度と安定性を備えています。2432 セル設計により、明確に観測されるボイドボリュームの乱れが減少し、より信頼性の高い定量を行えます。さらに、2432 電気伝導度検出器の温度制御機能とオートゼロ機能の組み合わせにより、分析時のベースラインの安定性が確保されます。
