原材料および賦形剤の検査

創薬ラボから GxP ラボまで展開できるコンプライアンス対応の統合型プラットフォームである ACQUITY Premier を搭載した Waters BioAccord LC-MS システムを使用することで、すべてのユーザーの高性能 LC-MS 分析を簡素化することができます。

コンパクトで革新的な設計で、アイソクラティック分離とグラジエント分離の両方に適合し、ピーク検出の信頼性が向上した Waters 2424 エバポレイト光散乱（ELS）検出器を使用することで、UV 吸光度が非常に低い半揮発性化合物および不揮発性化合物を検出できます。

2414 RI 検出器を使用することで、UV 発色団を持たない成分を検出でき、リニアダイナミックレンジが広く、再現性の高い検出が実現します。流入する溶媒の温度平衡化と熱的に分離された光学ベンチにより、安定した温度制御が得られます。

使いやすく、非常に頑健で、光学検出を補完して原材料および賦形剤を確認・モニターできる ACQUITY QDa II 質量検出器を利用して、シングル四重極の性能を次のレベルに引き上げます。

UPLC/UHPLC 分離で使用するデュアル波長紫外線/可視検出器である ACQUITY Premier および ACQUITY UPLC チューナブル UV 検出器の直線性、分離能、および感度を最適化します。

Empower クロマトグラフィーデータシステム（CDS）をラボに装備することで、液体クロマトグラフィー装置およびガスクロマトグラフィー装置における取り込み、解析、レポート作成を含め、賦形剤・原材料分析のための高度なラボデータ管理が行えるようになります。

単一のプラットフォームである waters_connect を使用して、さまざまな LC 装置や LC-MS 装置、および定量、バイオ医薬品、およびその他の精密質量ベースの分析といったアプリケーションにわたってワークフローを最適化することで、効率と再現性が向上するとともに、手作業によるミスが低減します。

XSelect カラム、XBridge カラム、SunFire カラムなどの適切なウォーターズの内径の小さな分析用カラムと併用するように設計された、Oasis MAX オンラインカラムを使用することで、陰イオン交換基を持つ酸性化合物の抽出における選択性と感度が最大化します。

ACQUITY Premier CSH Phenyl-Hexyl カラムを使用すると、分析種に対する選択性が得られ、分析法開発用の有用なツールになります。三官能基結合 C6 フェニルリガンドは、頑健で低ブリードの吸着剤であり、pi-pi 相互作用によって多環芳香族化合物を選択的に保持します。MaxPeak High Performance Surfaces ハードウェアテクノロジーにより、ピーク形状の不良やシグナル強度の低下を引き起こす可能性のある望ましくない分析種/表面間相互作用が大幅に低減します。

ACQUITY Premier CSH C18 カラムにより、低イオン強度の移動相を使用する場合の、ピーク形状の対称性と塩基性化合物の負荷量の低下が克服できます。この表面電荷により、低 pH 移動相から高 pH 移動相に切り替える際の、カラムの平衡化が迅速になります。MaxPeak High Performance Surfaces ハードウェアテクノロジーにより、ピーク形状の不良やシグナル強度の低下を引き起こす可能性のある望ましくない分析種/表面間相互作用が大幅に低減します。

このカラムには、独自のカラム固有の情報が入った電子 eConnect カラムタグが付いています。これらの NFC 対応のデバイスタグ付きカラムは、カラムの使用履歴を自動的に識別、トラッキング、デジタル的にトレースするために開発されました。 eConnect カラムは任意の HPLC で使用できますが、Empower ソフトウェアを実行する Waters Alliance iS HPLC System で使用するとその利点がより発揮されます。

ACQUITY UPLC Protein BEH C4、300Å、1.7 μm、2.1 mm × 50 mm カラムは QC 試験済みで、サイズ、疎水性、等電点に基づいてタンパク質を分離するように最適化されています。従来の C18 相と比較すると C4 リガンドは保持力が低いので、タンパク質のキャリーオーバーが最小限に抑えられ、タンパク質の回収率が向上し、ピークキャパシティーが改善します。

ACQUITY APC XT カラムは、有機溶媒溶解性ポリマーの特性解析において非常に効率的な、サイズ別の分離が得られるように最適化されています。この吸着剤は、エチレン架橋型ハイブリッド（BEH）テクノロジーを使用しており、収縮や膨張に対する耐性が高い充塡剤ベッドにより、移動相溶媒の切り替えが容易になっています。このカラムの予測分子量範囲は 1,000 ～ 30,000 g/モルです。

特に高分解能が重要な、低分子量サンプル向けに設計されています。これらのカラムには、5 μm の硬質粒子が充塡されており、低 ～ 中分子量範囲で優れた分離能と効率を発揮します。オリゴマー、エポキシ、ポリマー添加剤、フェノール類、不飽和ポリエステル、尿素/ホルムアルデヒド、ポリエチレングリコール、エタノールアミン、メラミン樹脂の分析に最適です。

ウォーターズのすべてのサンプルバイアルは、最も厳しい寸法公差を有しています。2、3、または 4 ステップの品質保証プロセスで製造された Waters 品質保証バイアルでは、指定されたバイアル寸法、清浄度、および吸着特性の要件がバッチ間で満たされており、維持されていることが保証されています。 使用するアプリケーションおよびオートサンプラーに適したバイアルを以下で検索することも、 バイアルセレクターを使用して完全一致を見つけることもできます。

Waters グローバルサービスを使用することで、ラボの生産性と成功を最適化できます。システムの最高の性能を維持し、ダウンタイムを最小限に抑え、アプリケーションの課題に対処し、厳しい規制要件に対応することができます。

Waters Capital の支払いオプションを使用することで、リソースを最大化し、リスクを最小化することができます。これには、陳腐化した装置のアップグレード、カスタマイズされたサポートの利用、サービスを月 1 回の支払いにまとめるなどが含まれます。