IVD のための waters_connect
臨床データのレビューの簡素化
waters_connect プラットホームは、データインテグリティ、コンプライアンス、セキュリティー、アクセスしやすさが最大化するように設計されており、臨床医がデータを安全に共有する上での中核になります。
IVD のための waters_connect アプリケーションである QUAN Review は、LC-MS データの解析に役立ち、Exception Focused Review(XFR)および PanoGramic 表示を提供する独自のアプリケーションです。これにより、構造化されたワークフローによる処理時間(TAT)の短縮および効率の改善、手動入力の削減、複数のクロマトグラム、キャリブレーション、品質管理(QC)の同時表示が可能になります。
概要
- LC-MS データの管理および分析にかかる時間を最大 50% 短縮*
- フラグ、アラート、問題を使用して疑念のあるデータを迅速に特定
- すぐに実行できるタスクに焦点を当てる
- ラボの標準操作手順(SOP)およびバリデーションの制限に基づいてレビューを最適化
- クロマトグラム、キャリブレーション、QC を同時に表示
- 接続性を向上させ、ラボ情報管理システム(LIMS)への手動入力を軽減または解消して接続を効率化
- 付加価値の高いタスクにより多くの時間を費やし、ソフトウェアの使用方法のトレーニングおよび学習にかける時間を短縮
*TargetLynx との比較
推奨用途:高サンプル容量、複雑な分析法、大規模なデータセット、古くなったソフトウェアを扱っている臨床ラボ向け。
データのレビューにかかる時間が大幅に短縮
IVD のための waters_connect 製品ソリューションの一部である QUAN Review アプリケーションにより、データ分析への多層アプローチが可能になります。ダッシュボードでは、バッチの主要なパラメーターが 1 つの画面にまとめられています。これにより、標準試料、キャリブレーション、QC、関連するバッチ固有のデータがグループ化され、レビュープロセスが合理化されます。XFR を利用することで、対処を要するエラーを容易に確認して迅速に解決することができます。
マウスのクリックが不要になり、レビューが必要なデータに迅速に移動することができる
QUAN Review アプリケーションは、PanoGramic 表示を提供する独特のアプリケーションであり、これによって複数のクロマトグラム、キャリブレーション、QC を同時に表示する機能を備えています。この機能は、大規模なデータセットや複雑なデータセットを表示する場合に特に重要であり、XFR と組み合わせることで、追加の調査が必要な問題や非特異的なデータを迅速に特定できます。
SOP に従ってフラグとアラートを設定
既定の規則セットを使用して、R2、標準偏差、シグナル対ノイズ比の値などの、範囲外のデータを強調表示します。ラボの SOP に準拠した規則を適用する際に、適用する規則および使用する値を選択できます(例:内部標準は、レスポンスの中央値の +/-20% 以内になるように設定されます)。