アップストリームのバイオプロセス開発エンジニアは、医薬品の品質と収率を最大限に高めるために、細胞株と製造工程をより効果的かつデータ主導で最適化する必要があります。製品品質特性（PQA）または培養培地情報の取得に時間を要する（最長 6 週間）ため、情報に基づく意思決定が妨げられる事態がしばしば生じます。結果として、分析できるサンプル数が制限されます。

ウォーターズでは、これらの結果は、プロセスエンジニアがすぐにデータアクセスできるようになるべきと考えています。ウォーターズは、Sartorius とパートナーシップを締結し、クローン選択およびバイオプロセス開発において PQA および細胞培養培地の特性を直接測定できるワークフローを提供します。

Sartorius Ambr^® 15 マルチパラレルリアクターシステムは、専用のワークフローと Waters BioAccord LC-MS システムへの接続が可能となりました。その結果、原薬の品質と収率が最大化し、ダウンストリームの不純物が最小限に抑えられ、開発が加速されて、時間が節約できるとともに 50,000 ドルかかる最適化のサイクルを削減します。
   • プロセスへのインプットと製品品質のアウトプットを関連付ける：細胞培養培地の特性と製品特性を単一のプラットホームでモニターする
   • 継続的な製品品質のフィードバック：先行指標にアクセスしてリアルタイムで意思決定を行う
   • BioAccord LC-MS システムを活用する：バイオプロセスアッセイ用のシームレスなワークフローにより、初心者でも容易に操作可能なハイスループットなプラットホームを実現