LC-MS Workflows for Confirmation, Characterization, and Impurity Profiling of Synthetic Peptides
比類ない分離性能
ウォーターズはACQUITY UPLC 技術と業界をリードするペプチド分離カラム、高品質のMassPrep ペプチドリファレンススタンダードを組み合わせることにより、比類ないレベルのクロマトグラフィー性能を合成ペプチド分析にもたらします。
目的に応じた質量検出およびインフォマティクス
上の図に示すように、ウォーターズのフロントエンド分離技術は、お客様のニーズを満たすために、バックエンドの3つの「目的に応じた」質量検出および分析オプションと組み合わせることができます。
ACQUITY QDa 検出器ワークフローは、最も導入しやすく拡張の容易なソリューションです。 これは、ペプチド医薬品の品質/不純物プロファイルをモニターすることを望むお客様にとって理想的です。既存の光学ベースのワークフローへの質量検出の追加によって、合成ペプチドの同定確認と純度評価の信頼性を向上させるための効率的かつ費用対効果の高い選択肢が提供されます。このワークフローでは、機器制御とデータ取得にEmpower CDS（規制対応済ソフトウェア）またはMassLynx のいずれかを使用できます。MassLynx オプションは、ProMass またはProMass HR とシームレスに連携するように設計されており、自動スペクトルデコンボリューションと結果レポートの作成が可能です。
Xevo G2-XS QTof ワークフローは、同位体分離能を備えた堅牢な高分解能質量分析 (HRMS) 性能と、MS/MSによるペプチドシーケンスなどの詳細な特性解析や不純物分析の感度を大幅に向上させます。 このワークフローは、高い選択性、感度、精度および良好な直線性を備えたペプチド医薬品および関連不純物の定性的・定量的な同定および特性解析を提供します。 このワークフローでは、機器制御とデータ取得にMassLynxまたはUNIFIのいずれかを使用できます。 UNIFI で取得したデータの解析とレポート作成ではUNIFIを使用し、MassLynx ではProMass HR を使用します。
VION IMS QTof ワークフローは、同位体分離能、より高い選択性とダイナミックレンジを備えた堅牢な高分解能イオンモビリティー質量分析 (HDMS) 性能と、MS/MSによるペプチドシーケンスなどの詳細な特性解析や不純物分析の感度を大幅に向上させます。このワークフローは、機器制御、データ取得、データ解析、レポート作成のためにUNIFI科学情報システムを使用し、ペプチド医薬品および関連不純物の高い選択性（すべてのスペクトルのイオンモビリティーによるクリーンアップ）、感度、精度および優れた直線性を示します。
精製（ラボスケール）
さまざまなスケールとスループットで迅速かつ効率的な精製が必要であることを認識し、お客様のニーズに対応する4つの効率的で信頼性が高く、適合性の高いシステムソリューションを開発しました。1本のサンプルからプレートを使用するような多数のサンプルまで、マイクログラムからグラムまでのスケールに対応し、ハイスループットな環境で精製することで、ウォーターズ精製ソリューションはペプチドの精製ニーズをすべて満たすツールを提供します。MSトリガー分取を使用することにより、精製ワークフローにさらに優れた特異性と効率がもたらされます。関心のあるコンポーネントのみを対象とすることで、不要なコンポーネントが少なくなります。Waters 精製ソリューション: AutoPurification システム、ACQUITY UPLC H-Class Bio、微量分取UPLC システム - フラクションマネージャ (WFM-A*), Prep 150 LC システムおよび各種分取用LC *Waters Fraction Manager Analytical (WFM-A)はその他のウォーターズHPLCまたはUPLCシステムとも組み合わせることが可能です。
追加のアプリケーションノートおよびテックブリーフ：
