SFC 150 AP は、「オープンアクセス」設定で分析レベルのプレスクリーニングから分取およびフラクションの再分析までを AutoPurify 機能を用いることで精製プロセスを自動化します。スタックドインジェクション機能は複数の注入繰り返すことで大量のサンプル量を処理し、複数のピークを個別にフラクションすることができます。 SFC システムは、液化二酸化炭素 (CO2) を主な移動相とし、1種類以上の有機溶媒を共溶媒として使用することで、迅速な平衡化、溶媒とサンプルあたりのコストの削減が可能です。 SFC 分取は製薬、ライフサイエンス、化学工業、食品および環境分野の幅広い化合物に適用でき、高い再現性を実現します。

Key Features
QGM 低圧混合クオータナリーグラジエントポンプ: 共溶媒を供給するポンプで、最大流量は150 mL/min です。
P200X CO2 ポンプ: カム駆動のサファイアピストンアッセンブリーを備えた2つのステンレススチールヘッドの高圧ポンプです。セルフプライミングチェックバルブ、圧力計、ブラシレスモーター、破裂板アッセンブリーを搭載し、圧力センサーとフローメーターからのフィードバックに基づいて制御するよう設計されています。
モディファイアーストリームインジェクター: モディファイアーストリームインジェクション機能をご使用されるお客様向けにデザインされています。2 mLのループと5 mLのシリンジを使用してサンプルを注入します。またインジェクション時に溶媒によるサンプルの希釈を防ぐエアーギャップ機能を装備しています。
2767 サンプルマネージャー: オープンフォーマットでサンプル注入とコレクションを行います。CO2 管理のための2767用ドラフトアッセンブリーを装備しています。専用のインジェクション/コレクションラックが必要です。インジェクション/コレクションラックはニーズに合わせ各種準備しています。