アミノ酸分析スタンダード & キット

正確なアミノ酸組成分析のための AccQ•Tag Ultra、AccQ•Tag Ultra オートメーションおよび AccQ•Tag サンプル前処理

アミノ酸シーケンスはタンパク質の一次構造であり、特定のペプチドやタンパク質に固有のの情報です。タンパク質やペプチドの加水分解物や食品、飼料、医薬品製剤のアミノ酸組成を分析することは重要です。また、アミノ酸は組み換えタンパク質を調製するために用いられる細胞培地の主要成分でもあります。バイオリアクターでは、個々のアミノ酸の消費量を定期的にモニターして、バイオリアクターを最適な状態に維持する必要があります。

アミノ酸の正確な分離、同定、定量には課題が伴います。ウォーターズでは、アミノ酸分析を容易にする、プレカラム誘導体化を用いた多数のソリューションを提供しています。このキットは、手動と自動のどちらでも使用可能です。

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手動オプション

お客様のラボにおけるタンパク質やペプチド加水分解物、生体液、飼料、食品、医薬品製剤、その他あらゆるサンプルにおける正確なアミノ酸組成分析を、AccQ•Tag Ultra、AccQ•Tag ケミストリーキットがサポートします。従来の HPLC、UHPLC またはウォーターズ ACQUITY UPLC と組み合わせることにより、タンパク質加水分解物、細胞培地および食品や飼料のサンプルからアミノ酸を分離するために特化したシステムを構成でき、優れた分離が実現します。定性的、定量的にも正確で信頼性の高い結果が得られます。

AccQ•Tag Ultra および AccQ•Tag ケミストリーキットの構成：

プレカラム誘導体化用試薬
QC テスト済みのアミノ酸分析専用逆相カラム
移動相および標準試料
ユーザーガイド

自動オプション

AccQ•Tag Ultra – オートメーション

Waters AccQ•Tag Ultra 誘導体化オートメーションキットは、自動化に適したフォーマットを採用し、ワークフローの効率を最大限発揮しながら残留ボリューム要件に適合することにより、ハイスループットなアミノ酸分析の自動化を支援します。 Tecan、Hamilton、Andrew Alliance の各システムと互換性のある AccQ•Tag Ultra誘導体化オートメーションキットにより、迅速、正確、かつ高精度のアミノ酸分析が可能になり、ラボでのコスト削減と時間の節約につながります。

特徴/利点：

ハイスループットなサンプル前処理（最大 96 サンプルを並行処理）
最小限のユーザー操作
自動化ニーズに適合する十分な試薬容量
複数の自動化プラットホームにすぐ使えるスクリプト
- Tecan、Hamilton、Andrew Alliance と互換可能

AccQ•Tag Ultra 自動スクリプトの構成：

プレカラム誘導体化用試薬
QC テスト済みのアミノ酸分析専用逆相カラム
移動相およびスタンダード試料
複数の自動化プラットホームに適用可能なスクリプト
自動化に必要な機器
取扱説明書

AccQ•Tag Ultra および AccQ•Tag 誘導体化ケミストリーキット

この製品ラインナップは、試験済みの試薬、カラム、移動相および分析法を網羅しています。

AccQ•Tag は HPLC/UHPLC を用いたアミノ酸分析アプリケーションに最適化されています。

AccQ•Tag Ultra は UPLC を用いたアミノ酸分析アプリケーションに最適化されています。

いずれのメソッドも AccQ•Tag 誘導体化反応に基づいたプレカラム誘導体化法です
ハイスループットのバッチプロセスで、第一級・第二級アミノ酸が単一の試薬（AccQ•Fluor）と反応するため、極めて安定な誘導体が得られます
AccQ•Tag Ultra UPLC カラム（1.7 µm パーティクル）と専用移動相を用いることにより高分離を達成
単一波長 UV 検出器を使って誘導体化されたアミノ酸を pmol 以下のレベルで分離・定量

アプリケーション：タンパク質特性解析および細胞培養

研究開発の段階で製品のアミノ酸組成を測定し、遺伝子配列や対応する天然物と比較する必要がある場合や、製造管理の段階で細胞培地中の重要な栄養素をモニターし、発現効率を最適化させ、製品の適切な回収時期を決定する場合にも、UPLC アミノ酸分析ソリューションは頑健で信頼性の高いパフォーマンスを発揮し、組織全体で製品に関する正確な決定を下すのに役立ちます。

確かな品質
プロセスの一貫性
生産スケジュールに従い、コストがかかる遅延を最小化

アプリケーション：食品および飼料

動物用飼料の正確なアミノ酸分析には、いくつか大きな課題があります。加水分解されたアミノ酸の定量は栄養価の重要な測定項目の 1 つです。遊離アミノ酸プロファイルから食品の起源を特定することが可能で、産地、品種などが異なる食品の混入も検出できる場合があります。また、代謝の指標である遊離アミノ酸を測定することにより、発酵などのプロセスのモニターや最適化も可能です。

費用のかかる成分変更を回避
製品の栄養組成がラベル表示と一致していることを確認
製品が製造仕様に適合していることを担保

ターンキーソリューション

UPLC アミノ酸分析は、正確かつ高い信頼性で再現性のあるアミノ酸分析を実現するよう最適化された総合的なアプリケーションソリューションです。ウォーターズの受賞歴のある ACQUITY UPLC 分離テクノロジーと組み合わせた AccQ•Tag Ultra ケミストリーに基づく UPLC アミノ酸分析アプリケーションソリューションは、タンパク質特性解析、細胞培養モニタリングおよび食品や飼料の栄養成分分析のためにデザインされています。
特徴：