ナノスケールからマイクロスケールまでの分離に、これまでずっと求めていた分析が実現

ACQUITY UPLC M-Class システムは最も頑健で、信頼度が高く、最高品質のナノスケールからマイクロスケールまでの UPLC 分離を、LC/MS 分析を実施するすべての研究室にお届けします。 ACQUITY UPLC M-Class システムは、かつてない使いやすさで、研究室での、総量もしくは、使用できる量が厳しく制限されている化合物の分析を、数桁におよぶ複雑なマトリックス中でも可能にします。  

全範囲のカラム内径に対応する質量分析計を補完的に使用し、内経 75 µm ～ 1 mm の高効率 ACQUITY UPLC M-Class カラムを用いて自信を持って研究室の目標を達成できます。また、内経300 µm ～ 1 mm のカラムは光学検出器で分析することができます。

本システムでは HDX テクノロジー、UV 検出、2D 分析など、幅広い柔軟な構成で使用できます。

HDX テクノロジーでタンパク質構造をモニター

ACQUITY UPLC M-Class システムは、圧力範囲を拡張することで、より効率の高い分離を可能にし、タンパク質立体構造のわずかな変化を定量化することができます。さらに、サンプル調製から、実際のシーケンス決定、D₂ 取り込み曲線、比較プロットまでの HDX のすべてのステップを、Waters のインタラクティブで非常に革新的な DynamX™ HDX 分析ソフトウェアが統合します。 

HDX データは以下に関する研究の意思決定のために使用できる有効なテクノロジーになりました。

• 薬物候補のタンパク質標的との結合
• バイオ医薬品開発
• タンパク質-タンパク質相互作用
• 知的財産

2D 分離による分析のダイナミックレンジを拡張

ACQUITY UPLC M-Class システムは、非常に直観的なメニュー方式のセットアップ、標準化された分離化学、インテリジェントなバルブ操作により、2D-LC 分離を合理化しました。一次元目は pH 10 で二次元目は pH 2 で分析される、今までにない 2D 逆相/逆相 (RP/RP) 手法の使用を拡大することにより、 MS 互換の溶離液でのサンプルのスループットを確実に向上させるパフォーマンスを提供します。