NEW ACQUITY UPLC SECシステムソリューション
ACQUITY UPLCおよびACQUITY UPLC H-Class専用のACQUITY UPLC BEH200 SEC (1.7μm)カラムはモノクローナル抗体のモノマーと凝集体の分離分析に理想的です。従来のHPLCベースのSEC分析に比べてモノクローナル抗体医薬品の凝集解析を最大1/10にまで短縮できます。
NEW Protein-Pak Hi Res IEX UPLC カラム
タンパク質とその変異体のキャラクタリゼーションのためのノンポーラス、親水性ポリマーベース、高官能基密度パーティクルを用いたカチオン交換(CMおよびSP)とアニオン交換(Q)カラム
ACQUITY UPLC BEH300 C4 逆相 UPLCカラム
UPLCによるタンパク質およびポリペプチドキャラクタリゼーションのために設計されたワイドポア、エチレン架橋型ハイブリッド(BEH)ベースの1.7umパーティクルC4カラム
XBridge BEH300 C4 逆相HPLCカラム
HPLCベースのタンパク質およびポリペプチドキャラクタリゼーションに最適なワイドポア、エチレン架橋型ハイブリッド(BEH)ベースの3.5umパーティクルC4カラム
C18逆相カラムは多くのアプリケーションに対応していますが、困難な高分子生体化合物分離ではカラム充てん剤の物理的特性を変更することで大きく向上できます。15年以上に渡ってウォーターズはタンパク質分析のための逆相カラムをご提供してきました。エチレン架橋型ハイブリッド(BEH)テクノロジーを採用した新規パーティクルによりタンパク質分析において100%シリカベース充てん剤が抱えていた制限を打破できます。
タンパク質クロマトグラフィのために開発された300Å C4カラム
標準タンパク質混合物の分離からBEH300 C4 カラムが幅広い特性のタンパク質分離に使用できることがわかります。このサンプルには高および低等電点、分子量12-94kDaのタンパク質が含まれ、アセトニトリル濃度20-55%に溶出されます。
ウォーターズはお客さまが抱えている分離における課題を解決するのを手助けするソリューションをご提供するために長年に渡り研究開発を行っています。分離媒体を基材から開発・製造を行うメーカーとして、業界でも随一の信頼性・品質の高い製品およびサポートを一貫してご提供します。
タンパク質分離条件下でのカラムの安定性比較 : BEH300 C4 vs. シリカベース300Å C4
6回インジェクションの重ね書き。XBridge™ BEH300 C4 vs. 他社100%シリカ、300Å C4カラム。0、5、10、40、60時間にタンパク質サンプルをインジェクション。サンプル分析間のカラム条件は0.1%TFA(90°C)。
厳しい製造および試験手順による一貫したバッチ間性能
複雑なタンパク質試験混合物による試験における卓越したバッチ間再現性。
2004年、ウォーターズは従来のHPLCに比べて分離とスピードを大幅に向上できる卓越した性能のUPLC® テクノロジーを発表しました。新規BEH300 C4充てん剤では、HPLC用の3.5µmとUPLC用の1.7µmの2種類の粒子径をラインアップしているため、HPLCのタンパク質分析メソッドからACQUITY UPLC® テクノロジーに容易に分析法移管できます。
1.7µmパーティクルによる複雑なタンパク質分離の実現
1.7µmパーティクルによりモノクローナル抗体重鎖フラグメントの分離が向上します。低システムボリュームかつ低拡散検出器でUPLC分離のために最適化されたACQUITY UPLC® システムでのみUPLC® BEH300 C4、1.7µmカラムの性能は最大限に発揮できます。
BEH300 C4カラムを用いたUPLC/MSタンパク質分析アプリケーション
多くの100%シリカベース逆相カラムと比較して、BEH300 C4カラムではMSに適した溶離液で良好な分離が実現します。
ウォーターズProtein-Pak™ Hi Res IEXカラムファミリーは治療薬としての遺伝子組み換えタンパク質やモノクローナル抗体のUPLCによるキャラクタリゼーションのために開発されました。ノンポーラスパーティクルを採用しているため、従来の多孔性IEXパーティクルのカラムと比べて高分子量のタンパク質をより高い分離能で分析できます。さらに、Protein-Pak™ Hi Res イオン交換カラムのパーティクルは表面にイオン交換基(スルホプロピル基、カルボキシルメチル基または4級アンモニウム基)を多層的に結合しているため、チャージしたタンパク質を効果的に結合します。これにより、カラムへの吸着(望ましくない相互作用)を最小限に抑えて高いサンプルロードキャパシティと高分離能を実現します。
ACQUITY UPLC®テクノロジーにより従来のLC分離をはるかに超えラボの生産性を大幅に向上します。最新のACQUITY UPLC SECシステムソリューションは独自のエチレン架橋型ハイブリッド(BEH)Diol基結合1.7umパーティクルにより以下を実現します。
(左:従来のHPLC SECクロマトグラフィー、右:ACQUITY UPLC SECシステムソリューション)
A Review Size-Exclusion Chromatography for the Analysis of Protein Biotherapeutics and Their Aggregates
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