チャージバリアントプロファイリングは、モノクローナル抗体医薬品の有効性と安全性を評価するために実施される重要なテクニックの 1 つです。ウォーターズはこのニーズに応えるために、BioResolve SCX mAb、3 μm 耐腐食性カラムを開発しました。このカラムには、厳密に最適化された、負に荷電したスルホン酸リガンドを結合した、非多孔性のポリマーベースの粒子が充塡されています。この革新的なカラムテクノロジーは、頑健な塩または pH グラジエントメソッドを使用した LC および LC-MS アプリケーションにおいて、mAb などのタンパク質の電荷に基づく分離を、高い再現性と分離能で実現します。
BioResolve CX pH バッファー濃縮液BioResolve SCX mAb カラムと共に設計されたバッファー濃縮液のメリット:
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mAb チャージバリアントスタンダードこのスタンダードは、BioResolve SCX mAb カラムを使用する際に、チャージバリアントクロマトグラフィーのベンチマークとなるように、特別に設計されています。バイオ医薬品研究に関連したインタクトタンパク質を含む混合標品です:トリプトファン、コンアルブミン、NIST RM 8671(NIST mAb)。 さらに、陽イオンまたは陰イオン交換クロマトグラフィー用に設計された、Protein-Pak カラム製品のテストに使用される別の 3 種類のタンパク質を使用した IEX テストスタンダード製品もご用意しています。 |
Auto•Blend Plus テクノロジーAuto•Blend Plus テクノロジーは、100% の水や、有機溶媒、バッファーなどの濃縮ストック溶液を用いた移動相の自動調製が可能であり、ラボでの移動相調製に費やす時間を大幅に削減します。これにより、ACQUITY UPLC H-Class システムの 4 液混合機能を最大限に活用することができます。Auto•Blend Plus では、選択した移動相に合わせて指定した pH、イオン強度条件での送液が可能です。 Auto•Blend Plus は ACQUITY UPLC H-Class、ACQUITY Arc、そして ACQUITY UPLC H-Class Bio システムに標準装備されています。 |
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Protein-Pak Hi Res イオン交換 (IEX) カラムProtein-Pak Hi Res IEX カラムは、組み換えタンパク質、モノクローナル抗体、およびその他の生体化合物の特性解析のために開発されました。このカラムで使用されている高い化合物結合キャパシティを持つノンポーラス(非多孔性)粒子は、従来の多孔性 IEX カラムと比較して、電荷を持つ分析種の卓越した分離をより短時間で実現します。
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Protein-Pak HR イオン交換ガラスカラムProtein-Pak HR イオン交換ガラスカラムは、1000 Å の大きなポアサイズを持つ硬質のポリメタクリレート粒子を基材としています。親水性の高い本ポリマーは、非特異的な吸着が少ないため、生物活性を保ちつつタンパク質の定量的回収ができます。Protein-Pak HR 充塡剤は pH 2~12 の範囲で安定し、腐食性のある溶液への曝露に耐えられます。 Protein-Pak HR シリーズの充塡剤ラインアップ:
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BioSuite イオン交換 HPLC カラム陽イオン交換カラムおよび陰イオン交換カラム(ポリメタクリレートベース) BioSuite イオン交換 (IEX) カラムでは、幅広い pH において安定 (pH 2~12) なメタクリル酸エステルベースのポリマー樹脂を基材とした 4 つのカラムケミストリー(SP 強陽イオン交換体、CM 弱陽イオン交換体、Q 強陰イオン交換体、および DEAE 弱陰イオン交換体)が使用されています。このように幅広いカラムケミストリーが使用できるため、わずかな電荷の違いに基づいてタンパク質やペプチドを分離するクロマトグラフィーメソッドを柔軟に開発することができます。一部の BioSuite IEX カラムは、ラボスケールの分取アプリケーション用に PEEK 製ハードウェアと内径 21.5 mm サイズでもご提供しています。 |
Advanced Purification ガラスカラムウォーターズの Advanced Purification (AP) ガラスカラムは、シリカ、ポリマー、ソフトゲルを充塡して使用できるバイオコンパチブルなガラスとポリマー材で構成されています。 流量を最適化して充塡ベッドにサンプルが均一に分散するように、各カラムにディストリビューターが付いています。フィルターは交換可能で、大きな微粒子による充塡剤の汚染を防ぎます。 各種サイズで利用可能な AP ガラスカラムは同じデザインとなっているため、カラム間で容易にメソッド移管が可能です。これらのカラムは分析用および分取用 LC システムに対応しています。 |