Atlantis カラムは、極性化合物を保持および分離するように設計されています。 保持と感度を向上させ、迅速で正確、再現性の高い定量分析を実現します。
このカラムファミリーは、極性化合物分析における並外れた性能、汎用性、保持力、およびクロマトグラフィーの安定性を提供し、幅広い分析対象物のバランスの取れた保持を実現します。 標準のカラムハードウェアで Atlantis T3、dC18、およびHILICケミストリーが使用可能です。さらに PREMIER カラムとして新規 Atlanti sケミストリーが追加されました。
Atlantis PREMIER BEH C18 AX カラムAtlantis PREMIER BEH C18 AXは、Atlantisファミリーのカラムが更なる進化を遂げたものです。 これらの逆相/陰イオン交換ミックスモードカラムは、ハイブリッドパーティクルを採用しており、さまざまな極性化合物を分析するアプリケーションで優れた結果を提供するように設計されています。 Atlantis PREMIER BEH C18 AX カラムは、業界をリードするウォーターズの極性化合物の分析技術に基づいています。
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Atlantis T3 カラム、多様な分析種の混合物に最適Atlantis T3 カラムは、汎用のシリカベース逆相C18のHPLC カラムで、低分子の親水性有機化合物を保持するだけでなく、幅広いpH 範囲で卓越した性能を提供します。 逆相アプリケーションにおいて、極性(および疎水性)化合物の分離を開発する際に、Atlantis T3 カラムはファーストチョイスとして検討されます。T3 ボンディングテクノロジーの利点は、UPLC のACQUITY UPLC HSS T3 カラムにも採用されています。 |
イオンペア試薬を使用しない極性化合物の保持イオンペア試薬を使用しないことで、厳しい移動相条件による装置のメンテナンスを低減しながら、検出感度、分析法の再現性、頑健性を向上します。 Atlantis HILIC シリカカラムは、逆相では保持できないような非常に高極性の有機化合物を保持するためにデザインされています。逆相分離で極性化合物を保持するために必要とされる高比率の水系移動相とは異なり、Atlantis HILIC シリカカラムでは、質量分析計 (MS) の応答および感度に最適な揮発性の高い(有機溶媒比率80 %以上)移動相が用いられます。さらに、有機溶媒比率の高いSPE溶離液をそのまま注入できることで、取り扱えるサンプル数が著しく増加し、その結果、サンプルのスループットが大きく向上します。 |
分取クロマトグラフィーAtlantis T3 およびHILIC Silica 分取OBD (Optimum Bed Density:最適充塡ベッド密度) カラムはで、分取クロマトグラフィーにおいて、分析カラムと同等の性能が得られます。利点は以下の通りです:
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VanGuardカラムプロテクション製薬、天然物、環境、化学工業などの分析における複雑なサンプルマトリックスは、分析カラムの寿命を短くし、予想よりも早くクロマトグラフィー性能を劣化させてしまうことがあります。ウォーターズの VanGuard カートリッジカラムは、クロマトグラフィー性能を低下させることなく、移動相中に存在する可能性のある微粒子や化学的汚染を除去することで、分析カラム性能を向上させます。 |
Atlantis T3 および従来のC18 カラムを用いた極性化合物分取分離の比較Atlantis T3 分取 OBD カラムでは、極性分析種の良好な分取精製が実現します。Atlantis HILIC シリカ分取 OBD カラムでは、高有機溶媒比率の移動相を使用するため、粘度が低いことで背圧も低く、さらに得られたフラクションも迅速にエバポレートできます。 |
Atlantis PREMIER カラム インフォグラフィック
HILICで分析法を開発する際の疑問点やHILIC用カラム使用時のポイントについてQ&A形式でご紹介します。
効率的な分取精製のためのカラム選択や分取メソッド開発の際の疑問点、負荷量を増やすポイントについてQ&A形式でご紹介します。
LCメソッドを開発・変更する際の疑問点や分離改善のポイントについてQ&A形式でご紹介します。