バイオ医薬品関連の組織で、癌の治療薬として抗体薬物複合体(Antibody Drug Conjugate、ADC) の活用が拡がっています。しかしADCは、複合体やヘテロ構造の分析に、大きな課題があることがわかってきました。薬物抗体比(drug-to-antibody ratios, DAR)の算出、そして複合体が存在する結合サイトの特定には、非常に特徴的な分析上の困難が存在します。しかしこういった課題は、ウォーターズのUPLC、Q-Tofおよびインフォマティクスのソリューションによって解決できます。
Pfizerのバイオ医薬品理化学グループシニアプリンシパルサイエンティストであるApril Xu 氏は、2014年のASMSで、UPLC, QTof-MSおよびインフォマティクスを用いたウォーターズのソリューションを用いるアプローチによって、ADCの分析における課題を克服できたことを講演しました。 Pfizerの科学的ケーススタディを閲覧 |
ビデオをダウンロード: UPLC, QTof-MSおよびインフォマティクスを用いたADCの特性解析に関するビデオをご覧ください。 ビデオファイルのダウンロード(.mov, 232 MB)。 |
ADCのDAR(薬物抗体比)算出の自動化は、疎水性相互作用クロマトグラフィー(Hydrophobic Interaction Chromatography、HIC)の分離に基づいて行いました。ウォーターズのProtein-Pak Hi Res HICカラムおよびEmpower 3ソフトウェアが活用されています。 |
Igenica Biotherapeutics がウォーターズのADCのアプリケーション開発の推進を後押ししました。なぜIgenicaが、ADC特性解析研究をサポートするウォーターズのバイオ医薬品プラットフォームソリューションを選択したのでしょうか。詳細をご確認ください。 |
ウォーターズのバイオ医薬品ビジネスチームのシニアサイエンティフィックマネージャーであるWeibin Chenは、LC/UV および LC/UV/MSを用いて、ADCの比較可能性の評価を自動化するため、統合されたインフォマティクスのワークフロー開発について、ポスター発表を行いました。 ビデオでポスターを閲覧 |
ポスターをダウンロード: ウォーターズのサイエンティストが発表した、ADCの特性解析に関するポスターについてもご覧ください。
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Pfizerケーススタディ:LC/MSによってADCの分析における課題を克服
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バイオ医薬品のライフサイクルの始めから終わりまで全ての広範なLC/MS特性解析データの取り込み、解析処理、共有を可能にします。
ラボでの課題解決の
ご提案
LC-UVおよびLC-UV/MSを用いて抗体薬物複合体(ADC)のため統合された自動評価比較のインフォマティクスワークフローの開発
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Dr. Beck has contributed to the R&D of anticancer mAbs, vaccines and peptides.
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At our November 2014 ADC Meeting, hosted in Wilmlsow, UK, Dr. Beck spoke on analytical and bioanalytical challenges of ADCs.
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