速報:食品中メラミン抽出法・分析法

メラミンはメラミン樹脂の原料として使用されている有機化合物ですが、多量に摂取すると腎不全などにより死に至ることもあります。

現在中国において生産されたミルクにタンパク質量を多く見せるために混入され、多くの被害が報じられており、日本国内にもメラミンが混入された中国産ミルクが輸入される可能性があることから厚生労働省は、中国製の牛乳を使ったすべての食品を輸入する際、メラミン混入の検査を義務づけることを決めました。

メラミンは高い極性を持つ塩基性化合物であることから、食品分析で良く使用される逆相分配クロマトグラフィーでの分析が困難な化合物です。同様にサンプル前処理においても逆相固相ミニカラムでは抽出および精製が困難です。

米国では2007年3月にメラミンが混入した中国産ペットフードが輸入販売され、多数のペットが死亡し大きな社会問題となり、米国食品医薬品局(FDA)は食品中メラミンの分析方法を作成しています1)。この方法では、塩基性化合物を選択的に抽出できる Oasis®MCX によりメラミンの精製を行い、分析には逆相と正反対の性質を持ち高極性化合物を強く保持する親水性相互作用クロマトグラフィー(HILIC)カラムである Atlantis®HILIC Silicaカラム を使用しています。また、LC/MS/MSの測定例に関しましては、こちらより資料をご請求ください。

ここではFDAが採用したOasis® MCXによるメラミンの抽出、精製方法についてご紹介いたします。

1)Determination of Melamine Residues in Catfish Tissue by Triple Quadrupole LC-MS-MS with HILIC Chromatography, U.S.FDA LIB No.4396, Volume 23, May 2007


魚肉等食品からのメラミン抽出法
 
Oasis® MCXミニカラムによるメラミン精製法
 

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