リーズ大学

ウイルスを薬として利用できる可能性があるか?

リーズ大学のアストベリー構造分子生物学センターには、タンパク質およびタンパク質の折り畳み構造がどのようにほどけていくかを研究している先進気鋭の研究グループがあります。タンパク質の挙動は疾患に直接関係しています。タンパク質の「正しくない行動」を抑止する方法が見つかれば、難病も治療できる可能性があります。

何年も前からウォーターズの機器を使用しているリーズ大学は、最近、SYNAPT HDMSを購入しました。その理由は、ウォーターズのSYNAPT HDMS™が、同大学チームのウイルスカプシド研究にとって非常に重要であるイオンモビリティ分離が可能な、唯一の市販されている機器だったからです。カプシドは、ウイルス粒子を覆っているタンパク質の殻です。ウイルスは、宿主の核酸分解酵素から自身の遺伝子を守りながら、生きた細胞に侵入し、自己複製を行います。そこで、リーズ大学のチームが着目したのが、カプシドを治療薬の輸送に使う方法の研究です。目標は、カプシドに薬の分子を植え付けて、ウイルスカプシドに薬の分子を、体内の特定細胞内に運んでもらうことです。

実用化はまだ先のことですが、投薬治療に新たな世界の扉を開いてくれる可能性のあるアイデアでもあります。

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